西桂町は、平成13年度より第4次長期総合計画(平成13年度~平成22年度)に基づき、「山の心、
水の心のある町・いきいき西桂」の実現に向けて、計画的に諸施策を展開し、まちづくりを推進
してきました。
この間、私たちを取り巻く社会経済情勢は、少子高齢化の進行や人口減少社会の到来による人
口構造の変化、自然環境の保全への意識の高まり、情報通信技術の進展など、急速に変化してき
ており、地域社会や町民の生活に様々な影響を及ぼしています。また、地方分権が進む中で、国と
地方自治体との役割分担が見直され、これまで以上に地方自治体の果たすべき役割が大きくな
りました。地域の実情や町民の様々なニーズに対応した行政サービスを提供するため、より一層
効果的な行政運営を行うことが求められています。
このような状況の中、将来にわたって町民が住み続けたいまちを実現し、次の世代に誇れるま
ちづくりを進めるためには、限られた資源を有効に活用しながら、まちの特性を活かした施策を
考え、行政と町民、企業がお互いに連携し、一体となってそれらの施策を展開することが重要に
なります。
そのため、当町では、社会情勢の変化を踏まえつつ、目指すべきまちの将来像を定め、今後のま
ちづくりの指針となる「第5次長期総合計画」を策定し、個性と活力のある暮らしやすい地域づ
くりを目指していきます。