その後、年月の経過とともに、施設の老朽化や使用量の増大といった課題に直面し、昭和52年に3つの簡易水道を統合、配水池増設を行って水源を小沼に統一し、全町を給水対象とした西桂町簡易水道が創設されました。(給水区域は、中央自動車道以北の地域で標高670m以下、中央自動車道以南の地域で標高640m以下)
現在は、富士吉田市上暮地に新水源と配水池を設け、計画給水人口4,980人、一日当平均給水量2,930㎥の給水を行っています。
みなさまのもとへ
2箇所の水源からくみ上げられた水は、滅菌処理された後、富士吉田市上暮地地内の水源地にある新高区配水池に蓄えられます。新高区配水池は2つの配水池からなり、それぞれ直径13.5m、有効水深7.2mの形状で、合計2,040㎥の水を蓄えることができます。(これは一日当平均給水量2,930㎥の約70%の量となります。)
蓄えられた水は、町内に張り巡らされている延長約36㎞の配水管(水道本管)によってみなさまのお宅の近くまで運ばれ、各給水管によってみなさまのもとへ送られています。また、送水の過程で、水圧が高くなる箇所へ減圧装置をつけたり、下暮地地区の三ツ峠グリーンセンターより標高の高い地域で水圧が低くなる箇所へ加圧ポンプを設置したりしています。