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2025年1月9日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
水道水における有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)について

有機フッ素化合物とは

 有機フッ素化合物とは炭素とフッ素の結合した有機化合物であり、そのうちペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS」と呼び、1万種類以上の物質があるとされています。その性質は物質によって異なりますが、PFASの中でも、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)は、難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質から、人の健康や動植物の生息・生育に影響を及ぼす可能性が懸念され、近年動向が注目されています。

PFOS(ピーフォス)・PFOA(ピーフォア)について

 ペルフルオロオクタンスルホン酸 (PFOS)、ペルフルオロオクタン酸 (PFOA)は、耐熱性や耐薬品性に優れ、撥水剤や泡消火剤として幅広く使用されていました。
 しかし近年、安定した構造をしているため環境中での残留性等があることが知られるようになりました。
 PFOS及びPFOAは、それぞれ平成22年と令和3年に環境中への放出による汚染を防止する目的で、「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」の第一種特定化学物質に指定されており、製造又は輸入の原則禁止、使用の制限が規定されています。

PFOS及びPFOAに係る水質の基準について

 厚生労働省は、令和2年4月1日にPFOS及びPFOAを「水質管理目標設定項目」に位置付け、その合算値として暫定目標値 50 ng/L以下と設定しています。(50 ng/L = 0.00005 mg/L です。)

西桂町における水質検査結果について

 西桂町では、毎年度策定している『西桂町水質検査計画』に基づき、定期的にPFOS及びPFOAについても水質検査を実施しています。
 国内において、PFOS及びPFOAが暫定目標値を超えて検出される事例がいくつか報告されていますが、西桂町については、以下に掲載のとおり、全ての検査結果で暫定目標値を大幅に下回っていますので、引き続き安心してお使いください。
(『0.000005 mg/L 未満』という表記は、正確に測定できる最小の値が5 ng/Lであり、それ未満であることを示します。)

PDFファイルはこちら
令和2年度から令和6年度の水質管理目標設定項目検査結果
ファイルサイズ:825KB
西桂町で実施した「水質管理目標設定項目」の検査結果です。
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本文終わり
掲載内容に関するお問い合わせはこちら
建設産業課 水道係
住所:403-0022 山梨県南都留郡西桂町小沼1500-1
TEL:0555-25-2173
FAX:0555-20-2015