受益者負担金制度の概要
下水道が完備すると浄化槽なしで水洗トイレの使用が可能になり、台所、風呂、便所、などの排水は衛生的に排除できて、家の中はいつも快適になります。しかし、下水道事業は下水道管渠の布設などの建設に巨額の費用と長い工事期間必要とします。この費用は国庫補助金、下水道事業債、町単独費、受益者負担金によりまかなわれます。
下水道は道路や公園と異なり、その利益を受ける人達は下水道のできた地区の人達だけに限られる施設です。こうした施設の全てを公費でまかなおうとすると、下水道のない人たちに不公平を生じる事になります。
そこで、下水道の完備によって良好な住環境を受けられる方々に費用の一部を負担していただき、負担の公平を図るとともに、下水道の建設を促進していこうというのが「受益者負担金制度」です。