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2016年4月25日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
にしかつらの水道水
私たちの飲んでいる水道水はどのようにできているのでしょうか。

水道の歴史

 西桂町の水道は、昭和26年に宝養山裏山の湧水を水源とする倉見簡易水道、昭和27年に三ツ峠の湧水を水源とする下暮地簡易水道、昭和29年に桂川岸の湧水を水源とする小沼簡易水道が、それぞれ給水を開始したことによりはじまりました。その建設にあたっては、各地区で、長期にわたる「おてんま」と呼ばれる労務提供や多額の分担金等によってまかなわれました。

水道建設記念碑の画像

宝養山裏山にある水道建設記念碑

小沼水源地の画像

今も取水を続ける小沼水源地

 その後、年月の経過とともに、施設の老朽化や使用量の増大といった課題に直面し、昭和52年に3つの簡易水道を統合、配水池増設を行って水源を小沼に統一し、全町を給水対象とした西桂町簡易水道が創設されました。(給水区域は、中央自動車道以北の地域で標高670m以下、中央自動車道以南の地域で標高640m以下)
 現在は、富士吉田市上暮地に新水源と配水池を設け、計画給水人口4,980人、一日当平均給水量2,930㎥の給水を行っています。

水源

 西桂町の水道に使われている水は、富士山の伏流水です。富士山に降り注いだ雨や雪解け水が、長い年月をかけて何層もの溶岩層で自然にろ過されたもので、平成の時代に入っても長らく、小沼字米倉の桂川岸から湧き出る水を滅菌処理して給水していました。
 現在は、桂川岸の水源地にある深さ31m直径35cmの浅井戸からポンプでくみ上げた水と、富士吉田市上暮地地内の新水源地にある深さ90m直径30cmの2本の深井戸からポンプでくみ上げた水を、滅菌処理して給水しています。

桂川の画像

桂川岸から湧き出る水

みなさまのもとへ

 2箇所の水源からくみ上げられた水は、滅菌処理された後、富士吉田市上暮地地内の水源地にある新高区配水池に蓄えられます。新高区配水池は2つの配水池からなり、それぞれ直径13.5m、有効水深7.2mの形状で、合計2,040㎥の水を蓄えることができます。(これは一日当平均給水量2,930㎥の約70%の量となります。)
 蓄えられた水は、町内に張り巡らされている延長約36㎞の配水管(水道本管)によってみなさまのお宅の近くまで運ばれ、各給水管によってみなさまのもとへ送られています。また、送水の過程で、水圧が高くなる箇所へ減圧装置をつけたり、下暮地地区の三ツ峠グリーンセンターより標高の高い地域で水圧が低くなる箇所へ加圧ポンプを設置したりしています。

新高区配水池の画像1

上暮地にある新高区配水池

新高区配水池2
本文終わり
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建設産業課 水道係
住所:403-0022 山梨県南都留郡西桂町小沼1501-1
TEL:0555-25-2121
FAX:0555-20-2015